弊社は長崎県五島市にあり、昭和29年の創業から現在に至ります。五島列島に古くから伝わる「かんころ餅」を皆様にお届けできることに、社員一同御礼申し上げます。当初の真鳥は、夏はところてん、冬はお餅といった季節の商品を製造・販売しておりましたが、餅を作っているので、「かんころ餅を搗いてくれないか」というお客様が増えていったそうです。真鳥で搗いたかんころ餅が好評を得たため、真鳥の味をより多くの人に楽しんでもらいたいという思いから、本格的な製造・販売へ乗り出し現在へ至っています。
五島列島に古くから根付くかんころ餅は、元来は各家庭で作る家庭の味でした。「かんころ」とは、甘藷を薄くスライスし、茹でて、天日干しした物のことです。それをお餅と搗き合わせることで「かんころ餅」となります。五島の自然豊かな環境で育った甘藷を使用しており、素朴なふるさとの味を想起していただければ喜ばしい限りです。
毎年九州3県で収穫された上質の餅米を厳選し使用しています。歯ごたえ、粘り、甘みなど食感は何とも言えません。真鳥餅店では、素材からこだわり、味の深みを追求しています。
【五島産さつま芋(高系14号)】※むらさき芋かんころ餅以外のかんころ餅に使用。外皮紅色で長紡錘形、早掘りの食味は非常によいとされている高系14号を厳選して使用しています。【五島産むらさき芋】肉色・外皮色は鮮やかな紫色の五島産のむらさき芋を厳選して使用しています。【宮城県産よもぎ】よもぎ入りかんころ餅に使用。よもぎは宮城県産を使用しております。
昔から五島の地で作られている、甘さ控えめのさつまいもを使うことで、お芋のしっかりとした風味を感じながらも・ほんのり甘い味わいを楽しめます。皆様、ぜひ五島のソウルフード「かんころ餅」を賞味ください。よろしくお願い申し上げます。